米ネットフリックス、レンタルDVDコンテンツのネット配信を開始
米DVDレンタル大手のネットフリックスは16日、映画やテレビ番組をインターネットで会員に配信するサービス「Watch Now」を開始すると発表した。専用の小さなプログラムをインストールすれば、会員はインターネットのストリーミングサービスを通じてどこからでもコンテンツを視聴できるようになる。
視聴できる時間には制限があり、DVDのレンタル料として払った代金によって視聴可能な時間が割り当てられる。同社で一番利用者が多い月額17ドル99セントのパッケージでは、視聴可能時間が18時間となる。同社では6月から1週ごとに対象会員を25万人ずつ導入し、同社のコンピューターが処理できる範囲まで増加させていく計画だ。
同社は今年の予算で、データセンターの拡張とオンライン配信が可能になる約1,000の映画とテレビ番組のライセンス料のために4,000万ドルを計上した。一方、同社のDVDライブラリーは7万の作品をそろえているため、ほとんどの会員には郵送による配達が好まれると予想されている。
同システムの別の欠点は、高速回線に接続できるウィンドウズをインストールしたパソコン環境でなければ利用できないということだ。つまり、携帯電話や、テレビ、ビデオiPodや、アップルのOSで動作しているパソコンでは映画を視聴できないということになる。
上記のような制限はあるが、インターネットが家庭に映画を配信する手段として好まれるようになった現在、同配信システムはネットフリックスの今後の事業展開にとって重要な一歩といえる。
同社の最高経営責任者(CEO)Reed Hastings氏は、「今は我々とって重要な時だ。私はオンライン配信という方向を常に想定してきたが、実際今ごろまでには実現すると考えていた」と語った。
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