SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)世界最大手の米マイスペースは12日、著作権を侵害する投稿物をブロックする動画フィルタリングシステムの試験運用を始めることを発表した。 マイスペースでは、コンテンツ管理の米Audible Magicから技術のライセンス供与を受け、動画をスキャンし、固有のデジタル指紋などの情報をデータベース上のデータと照合するシステムを運用する。データベースにマッチすれば、投稿物は掲載されない。同社は著作権を侵害する楽曲のアップロードを防止するために音声フィルタリングシステムを既に設置しており、今回の動画フィルタリングシステムによってフィルタリングを強化する。 マイスペースやユーチューブなどの動画共有サイトは著作権物を削除するというポリシーで運営されてきたが、概して著作権者から苦情を受けた後にのみ削除を行っていた。また、ユーザーは異なるアカウントを使用すれば同じコンテンツを再度投稿することが容易に行えていた。Audible Magicの技術が期待通りに機能すれば、ひとたび未許可だと認識されたコンテンツは一切再掲載されないようにブロックできることになる。