シドニー外為・債券市場=豪ドルが4年半ぶり安値、FOMC受け

  on
世界の通貨

世界の通貨

ロイター

 18日午前のオセアニア外国為替市場では、豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが下落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)が米経済への自信を示し、来年の利上げを示唆したことで、米ドルが買われた。

 豪ドル は一時1豪ドル=0.8107米ドルと、4年半ぶりの安値に落ち込んだ。直近では0.8123米ドルで推移している。

 豪ドルの主要な支持線は2010年半ばの安値0.8066米ドル。この水準を割り込めば、世界的な金融危機が深刻だった2008年につけた0.60米ドルまで一気に押し戻される可能性も出てくる。

 豪ドルは今年に入って、米ドルに対しておよそ9%下落している。

 NZドル は1NZドル=0.7690米ドルと1週間ぶり安値。国内総生産(GDP)は予想を上回ったが材料視されていない。

 ASB銀行の機関投資家外為営業部門責任者、ティム・ケラハー氏は「ニュージーランドの利上げは2015年12月との予想は変わらない。まだかなり先の話だ」と指摘。「米連邦準備理事会(FRB)の利上げは早ければ4月であり、米ドルの強気トレンドは続く」と述べた。

 同氏は、世界のコモディティ(商品)価格の下落で信頼感が引き続き悪化すれば、NZドルは一段と圧迫される、との見方を示している。

 豪債先物は2年ぶり高値から後退。3年物 は7ティック安の97.760、10年 は11ティック安の97.0950。