米FRB、中国建設銀に資金洗浄対策の強化指示

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中国建設銀行 ロイター

米連邦準備理事会(FRB)は、中国建設銀行(CCB) に対し、マネーローンダリング(資金洗浄)対策を強化するよう指示した。中国国有銀大手4行に対し、FRBが業務改善を求めたのはCCBが初めて。

CCBは60日以内にコンプライアンス(法令順守)や顧客の徹底調査などに関する計画を提出するよう命じられた。

CCBニューヨーク支店のミルドレッド・ハーパー最高コンプライアンス責任者(CCO)は、これについて確認した。

FRBは罰金やその他の制裁措置は科しておらず、問題の詳細についても明らかにしていない。

中国の中央規律検査委員会は22日、調査チームが最近CCBの4支店の監査を開始したと明らかにした。ただ、FRBの措置やマネーロンダリングについては言及しなかった。

同委員会のウェブサイトに掲載された声明によると、監査は個人的な富や利益のための職権乱用や汚職、その他の規律違反を対象としている。

2014年7月には仏BNPパリバ が、スーダンやキューバ、イランなどに米国が科している制裁に違反した罪を認め、90億ドル近い罰金を支払うことに合意した。また2012年終盤には英HSBCホールディングス が、米国の反マネーロンダリング(資金洗浄)法の順守が不適切だった問題で、米当局に19億ドルの罰金を支払った。