アディダス、フィットネス支援アプリ会社買収 ナイキに対抗

  on
北京にある世界最大のアディダス店舗

北京にある世界最大のアディダス店舗にて。

ロイター

独スポーツ用品大手アディダス(ADSGn.DE)は5日、フィットネス支援アプリのサービスを展開する「ランタスティック」を買収したと発表した。7000万人のユーザーへのアクセスが可能になり、「コネクテッド・ウェアラブル」市場で先行する米ナイキ(NKE.N)に対抗する。

アディダスは、ランタスティックの過半数を保有する独メディア企業アクセル・シュプリンガー社(SPRGn.DE)などから、総額2億2000万ユーロ(約2億3900万ドル)で買収手続きを完了した。

ライバルのナイキは米アップル(AAPL.O)と提携、iPod(アイポッド)やiPad(アイパッド)でフィットネスサービスを提供しているほか、2012年には手首に装着する「FuelBand」を発売した。

アディダスのスポーツ用品売り上げシェアは低下しており、携帯端末では14年にトレーニング用ディバイス「miCoach(マイコーチ)」を発売したばかり。

一方、急成長する米アンダーアーマー(UA.N)は昨年、アディダスを抜いて米2位のスポーツ用品メーカーとなった。アンダーアーマーは今年、運動アプリの「マイフィットネスパル」を4億7500万ドル、フィットネスネットワークの「エンドモンド」を8500万ドルでそれぞれ買収した。