ベライゾン、キューバで携帯ローミングサービス開始へ 米企業初

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米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ

米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ

ロイター

米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ.N)は17日、翌週からキューバで携帯電話の国際ローミング(相互接続)サービスを開始すると発表した。キューバで同サービスを手掛けるのは米企業で初めて。

米国とキューバは54年間にわたる断交を経て、今年7月に国交を回復した。米国はキューバと新たな関係を築いていく上で、通信ネットワークの接続を優先課題の一つとしている。両国が昨年12月に国交回復計画を発表して以降、通信機器や通信技術・サービスは、米国の対キューバ経済制裁の中で初めて例外措置の対象となっていた。

ベライゾンは通話料を1分2.99ドル、データ通信料を1メガバイト2.05ドルに設定する方針。現在キューバを訪れた米国人は、キューバ電気通信公社(ETECSA)を通じてプリペイド(料金前払い)式携帯電話を購入するか、第三国で携帯電話口座を開設しなければならない。ETECSAはデータ通信サービスを提供していない。

キューバの人口1100万人のうち、携帯電話を保有しているのは200万人にとどまる。キューバの当局者らは、普及が進んでいない理由に米経済制裁を挙げているが、2020年までには携帯電話の普及率を60%に引き上げたい考え。