ダウ254ドル下落、商品市況安やFRB当局者発言で

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NY証券取引所にて

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ロイター

米国株式市場は続落。ダウ平均が254ドル安となるなど、全般的に約1カ月ぶりの大幅な値下がりとなった。商品(コモディティ)市況の下落でエネルギーや資材関連株が軟調。連邦準備理事会(FRB)当局者が12月利上げの可能性を示唆したことも相場に影響したという。

ダウ工業株30種.DJIは254.15ドル(1.44%)安の1万7448.07ドル。

ナスダック総合指数.IXICは61.94ポイント(1.22%)安の5005.08。

S&P総合500種.SPXは29.03ポイント(1.40%)安の2045.97。

投資家は、FRBが大方の予想通り12月に利上げに踏み切るかどうかに着目している。イエレンFRB議長は12日の講演で経済や利上げ時期について言及しなかったが、ニューヨーク連銀のダドリー総裁は「連邦公開市場委員会(FOMC)が金融政策の正常化を開始する上で設定した条件が早期に満たされることは十分あり得る」と述べた。

USグローバル・インベスターズのヘッドトレーダー、マイケル・マトウセク氏は、10月の急速な株価上昇を経て、株式投資家は依然として中国経済について懸念しており、米利上げ観測の影響で資金が市場から離れつつあると指摘。こうした要因により株式相場が下落していると説明した。

セクター別では、S&P総合500種の主要10業種すべてが軟調だった。ダウ工業株30種とS&P総合500種は200日移動平均を割り込んだ。

原油相場は2カ月半ぶりの安値に下落。銅など他の金属相場も数年ぶりの低水準に値下がりした。ドル高や中国の弱い経済指標、供給過剰をめぐる懸念がコモディティ相場を圧迫している。

S&Pエネルギー株指数.SPNYは2.4%低下。シェブロン(CVX.N)とエクソンモービル(XOM.N)はいずれも2.5%以上値下がりした。

S&P素材株指数.SPLRCMは2%低下。デュポン(DD.N)は1.3%下落し、ダウ・ケミカル(DOW.N)は2.5%安となった。

百貨店のコールズ(KSS.N)は6.1%高。四半期決算の売上高が市場予想を上回ったことが好感された。

オンライン決済サービスのペイパル・ホールディングス(PYPL.O)は2.1%安。アップル(AAPL.O)が個人間の送金サービスについて米銀行と協議していると、ウォールストリート・ジャーナル紙が報じたことを受けて売られた。アップルは0.3%安。

時間外取引では、百貨店のノードストローム(JWN.N)が一時16%下落。同社の第3・四半期決算は自社の見通しを下回る内容だった。ネットワーク機器のシスコシステムズ(CSCO.O)も決算発表を受けて売られ、時間外取引で4%下げた。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ557で下げ2521、ナスダックは上げ629で下げ2177。トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合計出来高は約71億株で、過去20営業日平均とほぼ同水準だった。