米国株式市場は続伸、原油上昇とGDP確報値を好感

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NY証券取引所にて

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ロイター

米国株式市場は続伸して取引を終えた。原油価格の上昇が買い材料となった。朝方は第3・四半期の実質国内総生産(GDP)確報値が米経済の底堅さを示したことも相場を押し上げた。

ダウ工業株30種平均.DJIは165.65ドル(0.96%)高の1万7417.27ドルで取引を終えた。S&P総合500種指数.SPXは17.82ポイント(0.88%)高の2038.97。ナスダック総合指数.IXICは32.19ポイント(0.65%)高の5001.11だった。北海ブレント原油は約11年ぶりの安値から反発した。ただ過剰供給に対する懸念が根強いほか、ことしは今までで最も暖かい冬となる可能性があり、暖房用油の需要が低迷している。

この日の原油値上がりを受け、S&Pエネルギー株指数.SPNYは1.22%上昇した。エネルギー部門は年明けから約24%下落しており、部門別で最も大幅に落ち込んでいる。

石油大手のシェブロン(CVX.N)は1.2%高だった。

第3・四半期GDPは年率換算で前期比2.0%増だった。改定値の2.1%増からやや下方修正されたが、引き続き米経済が底堅いことを示した。

半導体大手マイクロン・テクノロジー(MU.O)は1.1%安で取引を終えた。取引終了後に発表した第1・四半期(12月3日まで)の決算が軟調だったことが嫌気され、時間外取引では一時2.9%安となる場面もあった。

メキシコ料理チェーンのチポトレ・メキシカン・グリル(CMG.N)は5.2%下落した。米疾病対策センター(CDC)がチポトレにおける新たな大腸菌感染を調査していることを明らかにした。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では上げ2349で下げ730だった 。ナスダックは上げ1841で下げ1021だった。

米取引所の合算出来高は約64億株で、直近20営業日の平均である75億株を下回った。