原油一段高、イランの増産凍結支持で 過剰反応との指摘も

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ガソリンを入れる
ウェンディ・ヤニェス(Wendy Yanez)さんは米マイアミにあるガソリンスタンドで車にガソリンを入れていた。 写真:ジョー・ラエドル(JOE RAEDLE)さん/ゲッティイメージズ

18日のアジア時間序盤の取引で、原油先物が一段高となっている。イランのザンギャネ石油相がサウジアラビアとロシアが主導した増産凍結合意を支持すると表明したことが背景。

0144GMT(日本時間午前10時44分)までに、北海ブレント原油先物LCOc1は0.32ドル高の1バレル=34.82ドル。前日は7.2%高で清算した。

米原油先物CLc1は0.50ドル高の1バレル=31.16ドル。前日は5.6%上昇していた。

ただ、専門家は市場がイランの発表に過剰反応している可能性を指摘し、原油の生産制限が減産につながる可能性は低いとみている。

CMCマーケッツのチーフマーケットアナリスト、リック・スプーナー氏は「産油国が減産で合意に至る可能性は低いとの大方の見方に賛同する」とし、理由として「第一に原油価格を十分引き上げるためには大幅な減産が必要になる点、第二に主要産油国すべての関与が必要である点。この条件を満たすのは難しいだろう」と述べた。