中国の見通しをネガティブに変更、格付けは据え置き=ムーディーズ

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中国の人民元

中国の人民元

ロイター

格付け機関ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、中国の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更した。財政力の弱まりと改革実施能力をめぐる不透明感が理由。

ムーディーズは「信頼性のある効率的な改革がなければ、高水準の債務負担が設備投資を妨げ、人口動態が好ましくない方向に一層変化し、中国の国内総生産(GDP)伸び率はより大幅に鈍化するだろう」とし、「政府債務はわれわれの現在の予想よりも大幅に増加するとみられる」と指摘した。

一方、政府債格付けは「Aa3」に据え置き、財政や外貨準備に大きなバッファーがあることを理由に挙げた。