米株回復は一時的、弱気姿勢崩さず=空売り投資家ブロック氏

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NY証券取引所にて

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ロイター

調査会社マディ・ウォーターズの創業者で、空売り投資家として知られるカーソン・ブロック氏は、米株式市場への弱気な見方を変えておらず、最近の株価回復は一時的との考えを示した。ロイターのインタビューに応じた。

「これは(相場急落後の一時的な反発を示す)『デッド・キャット・バウンス』のようだ」とし、中銀の政策手段は尽きつつあるとの考えを示唆した。

日銀がマイナス金利を導入した点については「日銀が望んだ効果は出ていない」とし、かえって裏目に出たとの否定的な立場を示した。

また米経済のファンダメンタルズについても長らく「極めて懐疑的」とし、緩和政策の結果、かなりの資金が誤った方向に配分されたと述べた。企業が社債を発行して配当や自社株買いの原資に当てるような状況から、この問題を数年前から認識していたとした。

同氏は2011年に、多くの中国企業による不正会計問題を指摘した人物として知られる。