米アマゾンが動画投稿サービス開始、ユーチューブに攻勢

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アマゾン・ドット・コム

インターネット通販大手のアマゾン・ドット・コムのロゴ

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米アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)は10日、ユーザーが動画を投稿し、収益を得ることを可能にする「ビデオディレクト」サービスを開始すると発表した。米グーグルの持ち株会社アルファベット(GOOGL.O)傘下の動画共有サイト「ユーチューブ」に攻勢をかける。

ビデオディレクトに投稿された動画は、レンタル・購入が可能なほか、広告付きであれば無料で視聴できる。コンテンツ制作者は、動画のレンタル・販売で得る収益の50%、広告付きの場合は広告純収入の半分を獲得できるという。

同サービスは、米国、日本、ドイツ、オーストリア、英国で利用できる。

10日午前の取引で、アマゾンの株価は一時3.2%上昇し、日中最高値となる701.40ドルをつけた。

アマゾンはすでにプライム会員(年間99ドル)向けにテレビ番組のほか、プライムミュージックやプライムビデオなどのデジタルコンテンツの提供を行っている。

ユーチューブは、広告付きの無料サービスと合わせ、広告なしで動画を視聴できる月間10ドルの有料配信サービス「ユーチューブ・レッド」を提供する。

アマゾンは動画サービスの拡充に力を入れてきているものの、アナリストの間からは、アマゾンがユーチューブに追いつくにはまだ道のりは長いとの声も聞かれた。

ウェドブッシュ・セキュリティーズのアナリスト、マイケル・パクター氏はロイターに対し、「アマゾンのプライム会員5000万人が、20億人のユーザーを抱えるユーチューブに大きな影響を及ぼすことは想定していない」と語った。