2011年6月21日 01時30分 更新

スパコン「京」、世界最速に-日本、7年ぶりの快挙

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 独立行政法人理化学研究所と富士通が共同開発しているスーパーコンピューター「京(けい)」が、中国を抜き、世界最速のスーパーコンピューターとなった。日本のスパコンが世界最速となるのは、7年ぶりの快挙だ。

京速コンピュータ「京」の筐体

 1兆の1万倍を表す「京」は、1秒間に8,162兆回の演算が可能で、20日に発表された「第37回TOP500リスト」で第1位となった。これまで1位だった中国製の「Tianhe-1A」は、同およそ2,600兆回となり、日本のほぼ3分の1程度の速さで2位となった。

 まだ製作途中段階である「京」は、672筐体(CPU数68,544個)の構成でテストを行い、世界最速をマークした。今後、2012年の完成時までに1秒間に1京回の演算能力を持てるよう改良を進めていく。

 他国のスパコンも負けてはいない。TOP500リストでは、LINPACKと呼ばれるベンチマークプログラムを実行させ、計算終了までの速さを比較する。1秒間に1000兆回の計算が出来る場合を1ペタフロップスと呼ぶが、今回のTOP500リストでは史上初めて、10個のスパコンが1ペタフロップスを超えたという。

 トップ10入りしたスパコンは、米国製のものが5つ、日本製および中国製が2つずつ、そしてフランス製が1つだ。なお日本製のもう一つのスパコンは、東京工業大学の「TSUBAME」で、1.192ペタフロップスを達成し5位となった。

富士通
「京」の最新整備状況


IBTimes

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