2011年8月31日 01時17分 更新

インタビュー:PC部門、競合企業への売却は望ましくない=HP

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 米ヒューレット・パッカード(HP)(HPQ.N)は、スピンオフ(分離・独立)を検討しているパソコン(PC)部門について、2007年に米ゲートウェイを買収した台湾のエイサー(2353.TW)や、2004年に米IBM(IBM.N)のPC事業を買収した中国のレノボ・グループ(聯想集団)(0992.HK)といった競合企業への売却は選択肢として望ましくないとの見解を示した。

インタビュー:PC部門、競合企業への売却は望ましくない=HP

 同社のPC部門、パーソナル・システムズ・グループ(PSG)を率いるエグゼクティブ・バイスプレジデント、トッド・ブラッドリー氏が30日、ロイターとのインタビューで語った。

 同氏はエイサーが先週発表した四半期決算が創業後初めて赤字となったことを引き合いに出し、「数字的にも(エイサーがPSGを買収するとの)ストラテジーは成り立たないとだけ言っておこう」と述べた。

 HPは、売上高は大きいがマージンの低いPC事業で、米アップル(AAPL.O)のタブレット端末「iPad(アイパッド)」などに顧客を奪われ、苦戦を強いられている。  <「タッチパッド」復活も>

 ブラッドリー氏は「私は(PSGを)このトランザクションの最後まで率いるつもりでいる。もし新会社になるのであれば、それを率いる」と述べ、スピンオフが実施された場合も自らが最高経営責任者(CEO)となって新会社を率いる意向を示した。PSGのスピンオフはHPの株主らに対し、税金その他の面で「最大の価値(best value)」をもたらすだろうと加えた。

 その上で、新会社はタブレット端末から超薄型やオールインワン型のPCを手掛ける本格的なPCメーカーとなるだろうと述べた。発売わずか6週間で販売打ち切りを決めたタブレット端末「タッチパッド」については、復活させる可能性があると明らかにした。HPは今月半ばに、PC部門のスピンオフを検討中で年内に結論を出す方針であることと7月に発売したばかりのタッチパッドの販売打ち切りを発表し、市場に衝撃を与えた。 <サプライヤーとの関係性は継続>

ロイター
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