IBTimes記者:David Magee | 2011年9月13日 22時43分 更新
米マイクロソフトの「ウィンドウズ8」vs米アップル「iPad」:アップル勝利の3つの理由
米マイクロソフトは13日、タッチパネル操作式のパソコン用新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8(開発名)」の概要を発表した。アップルの「iPad(アイパッド)」などに対抗し、急成長しているタブレットPC市場に参入しようとする姿勢が明らかになった。

市場もマイクロソフトのこの動きに注目している。米紙USAトゥデイによると、調査会社Pund-ITのアナリスト、チャールズ・キング氏は「(マイクロソフトは)同社の安泰な領域を離れて、(市場競争に)参戦しなければならないが、もし成功すれば、潜在的チャンスは計り知れないだろう」と述べている。
しかし「もし」という言葉は不確実で、実際マイクロソフトは多くの疑念や課題にも直面している。ここでは、マイクロソフトが新ソフトウェアではアップルのiPadを脅かすことが出来ないと考える3つの理由を示そう。
1) スピード感の欠如
マイクロソフトは今日のタブレットPC市場で競争力をもつことは出来ない。なぜならその業界は、マイクロソフトが参入する前から急速に成長し続けている。またマイクロソフトは、成長の早いIT業界の中で、比較的動きの遅い大企業となっているからだ。
マイクロソフトが13日に発表した新OS「ウィンドウズ8」も、リリースは早くて2012年初め頃である。ウィンドウズの販売数が落ち込み、タブレットPCに適した消費電力の少ないOSの発表でアップルの「iOS」やiPadなどに対抗する必要があったマイクロソフトだが、同社がウィンドウズ8の開発をじっくりと進めている間に、アップルや携帯端末向けOS「アンドロイド」を有するグーグルなど他社は、さらに一歩前に進んでいることだろう。
2) 消費者は自分の道を固めはじめている
急成長しているタブレット市場はまだ若いが、米調査会社IHSの8月時点の予測によると、2011年内に世界中に出荷されるタブレットPC台数はおよそ6千万台となり、2015年までには2億7530万台に達する見通しだという。
アップルのタブレットPC「iPad」が発表されたのが2010年1月で、それ以来、タブレットPCが世界中に出回るようになった。同市場は昨年以来、他のハイテク機器と比べられないほどの速さで成長している。
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