2011年9月15日 0時31分 更新
NEC、業績予想変更は現時点で考えていない=遠藤社長
NEC(6701.T)の遠藤信博社長は15日、ロイターなどのインタビューで、2012年3月期の通期業績見通しについて「いまのところ(予想を)下ろすことは考えていない」と述べた。円高の影響は懸念材料としながらも、予想達成は「上期の受注レベルから考えて頑張れる範ちゅうだ」と説明した。
12年3月期通期予想は売上高が前年比5.9%増の3兆3000億円、営業利益が同55.7%増の900億円、当期利益が150億円(前年実績は125億円の赤字)。遠藤社長は、主力の国内ITサービスの受注動向は「去年よりはいいと思っている」と述べた。ただ「円高の動きが今後どう影響するか読めない。ユーロ安は頭が痛い」という。NECの主力製品のパソリンク(携帯電話基地局を結ぶ無線通信機器)の欧州での売り上げが全体の約3割に上るため、その影響が懸念材料だとしている。
スマートフォンやタブレット端末などの製品群は、注力するクラウドサービスを展開する上で自社で手掛ける必要があるとした。遠藤社長は「トータルのクラウドとして必要な要素は持っておきたい。(端末は)自社で持たないとサービスにならない」と述べた。
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