急増する精神疾患
中国のオンラインニュースサイト「CRI online」は11日、中国国内における精神疾患への対応状況について報じた。
経済発展が進む中国では、生活のリズムが加速し、競争が激化する中、精神的な疾患に悩まされる人が増加している。
中国疾病予防コントロールセンターの精神衛生センターの発表によると、2009年時点で、何らかの精神疾患を持つ中国人は1億人。そのうち重度の障害を持つ患者は1600万人とされている。
メンタルヘルスへの「投資」は進むか?
10月10日は世界メンタルヘルスデーだった。毎年テーマが設定されているが、今年のテーマは「メンタルヘルスへの投資」。これを受けて、中国ではさまざまな取り組みが進んでいるという。
北京市衛生局の方来英局長によると、北京市では心理カウンセリングのホットラインを設置したほか、一部の住宅団地には精神病患者が暮らすためのホームを設立しているという。
CRI onlineの報道では、民間による「投資」は紹介されていない。
国連の潘基文事務総長によると、メンタルヘルスについて世界では年間1人あたり3ドル未満の市場規模しかないという。世界経済を牽引する中国市場にも、この市場を開拓する動きはまだ見られないようだ。
(Photo: 足成)
都会の街頭
