2011年10月21日 22時20分 更新
リビアのカダフィ大佐、死亡時の様子はいまだ闇の中
リビアの最高指導者だったカダフィ大佐が死亡した。42年間に渡る彼の独裁政権は、数か月前に正式に終焉していたものの、今月20日、カダフィ氏が反カダフィ派に拘束され死亡したことにより、改めて象徴的な終わりの時を迎えた。

カダフィ氏はリビアのミスラタの病院に運び込まれ、正式に死亡証明書が発行された。かつて自身を「アフリカの王」と呼んだカダフィ氏の遺体は、「秘密の場所」に埋葬されると見られている。現在、カダフィ氏の遺体は息子ムタシム氏の遺体と共に、ミスラタの冷暗所に保管されている。
ロイター通信によると、指揮官のAbdul-Salam Eleiwa氏は「(カダフィ氏は)ムスリム式の葬儀を受けられる。体は洗われ、尊厳をもって扱われる。おそらく24時間以内に、ムスリム共同墓地に埋葬されるだろう」と語った。
流血するカダフィ氏の写真などは、20日中に全世界中に報道された。しかしカダフィ氏の死亡時、実際に何が行われたのかは明白ではない。
反カダフィ派の暫定統治機構「国民評議会(NTC)」は、多くの異なる情報を流している。
ジブリル暫定首相は、カダフィ氏があまり負傷していない状態で発見され、ミスラタ行きのトラックに積み込まれたと主張する。ジブリル暫定首相によると、トラックが出発するとすぐ、カダフィ派の兵士がNTC兵士をマシンガンで撃ち、知らぬ間にカダフィ氏にも弾が当たり、彼は死に至ったという。
この話は、監察医Abdel-Jalil Abdel-Aziz氏の見解と一致している。AP通信によると、Abdel-Aziz氏はカダフィ氏の遺体を見て、「頭と胸にある2つの銃弾」により同氏が死亡したと結論付けたという。
一方、別の監察医は異なる見解を示している。Ibrahim Tika医師は、カダフィ氏はおそらくトラック上で処刑されたとみている。
Ibrahim Tika医師はアルアラビアテレビで「カダフィ氏は生きたまま捕まり、その後殺された。腹を貫通している1つの銃弾があり、それが彼の死の原因になったとみられる。そして、もう一つの銃弾が頭を突き抜けている」と語った。
IBTimes













