2012年1月12日 03時24分 更新

イランの核科学者、爆弾で死亡―イラン「米国など関与」と批判

グローバル 最新ニュース


 イランの首都テヘランで11日、ウラン濃縮施設のディレクターだった男性らが、車に仕掛けられた爆弾の爆発により死亡した。イランは米国やイスラエルが関与していると批判したが、両国とも同件への関与は否定している。

イランの核科学者、爆弾で死亡

 現地メディアによると、死亡したのはイランの大学教授で、科学者のモスタファ・アフマディロシャン氏。化学の専門家で、中部ナタンツにあるウラン濃縮施設でディレクターを務めた経歴も持つ。また車に同乗していた2人も死亡した。

 報道によると、大学のキャンパス内で、オートバイに乗った人物が教授らが乗る車に近づき、マグネット式爆弾を車に付けて逃走したという。爆発はその直後に起こった。

 イランでは近年、似たような事件で核科学者が死亡するということがたびたび起こっている。2010年1月と11月にも、テヘランで核科学者が爆弾の爆発により死亡していた。

 イランは、このような事件に米国やイスラエルが関与していると批判している。イランのファーズ通信によると、テヘランの副知事は今回の爆弾テロについて、「爆弾はマグネット式のもので、前に科学者の暗殺に使われたものと同じだ。これはイスラエル人の仕業である」と発言したという。

 今回の爆破テロは、イランの核開発の中止を求める米国・イスラエルと、イランとの間の緊張が高まる中で起こった。地元メディアによると、イスラエル軍部チーフのガンツ氏は「イランにとって2012年は、核開発の継続とイラン国内のリーダーシップの変化、ますます増える国際社会からの圧力などが合わさり、難しい年となるだろう」と述べた。

ロイター
イランの核科学者、爆弾で死亡


IBTimes

この記事につぶやく

twinavi

Share

コメントする

メルマガ登録
メルマガ登録