2012年1月27日 14時36分 更新
EU・IMF、第2次支援の実施前にギリシャに一連の改革要請
ロイターが入手したリポートによると、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)は、ギリシャ向け第2次支援を実施する前に、同国に一段の財政赤字削減と、以前に合意した一連の緊縮財政改革の実施を求めている。

EU、IMF、欧州中央銀行(ECB)の3機関(トロイカ)は今週、ギリシャに実施を求める一連の措置をリストアップしたリポートを作成。そのリストのトップには、2012年の財政目標達成に向け、一段の赤字削減を盛り込んだ補正予算を通過させることが挙げられている。トロイカは、国防・医療関連支出の大幅削減に加え、重複する政府関連事業の削減を提案した。ただ、必要な削減の規模には言及していない。
EUとIMFはまた、かなり遅れている補足的年金の改革を進めることや、退職する公務員5人に対して1人の公務員を新規採用する計画を確実に実行することなどもギリシャに求めている。
ギリシャ中央銀行に対しては国内銀行の資本不足に関する評価を完了させることを要請。政府には賃金の柔軟性向上と製品・サービス市場の一段の自由化に向けた法律制定を求めている。
リポートはこれらの一連の対策について、最終的なものではなく、ギリシャ当局との協議後に変更される可能性があるとしている。
ギリシャのパンテリス・カプシス報道官は、リストアップされた対策の一部について政府は交渉する意向だと述べたが、ギリシャが第2次支援を必要としていることにもあらためて言及した。
関係筋によると、トロイカ調査団とのギリシャ向け第2次支援に関する協議はほとんど進展しておらず、来週も続く見通し。
ギリシャ債務削減に向けた民間投資家との協議は26日進展し、数日以内の合意を目指し27日も継続される。27日の協議の時間は設定されていない。
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