稲葉八重子 | 2012年1月28日 0時11分 更新

東北電力、過去最大2,500億円の赤字―3月期予想

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 東北電力は27日、2012年3月期の当期(最終)損益が2,500億円の赤字になるとの予測を発表した。前期の赤字額は337億円で過去最大だったが、それを大きく上回る過去最大の赤字幅となった。

 東日本大震災の津波で被災した火力発電所の復旧費や、原発停止を受けた火力発電の燃料費などが大幅に増えたため、業績が悪化する見通し。通期配当も設立の1951年度以外で初めて見送るという。

 同社によると、11年4~12月期の連結売上高は、前年同期比6.9%減の1兆1,616億円で、経常収益は同7.0%減の1兆1,675億円だった。また、震災に加えて昨年7月の新潟・福島豪雨による設備の損失や、復旧費などの特別損失が906億円に達し、連結損失が1,677億円になった。

 販売電力量も震災の影響による電力需要の減少と、利用者の節電を受けて落ち込み、同13.1%減の530億kwhとなる。

 一方、同社は厳しい収支状況を踏まえ、効率化に取り組んでおり、11年度は災害復旧以外の工事・施策の見直しなどによって、修繕費約610億円、一般経費約290億円の合計およそ900億円の削減が達成できると見込んでいる。

  

  

  



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