2012年2月8日 21時35分 更新
米フェイスブックには女性取締役がいない―米財団らが批判
新規株式公開(IPO)を申請し、注目を集めている米フェイスブック(Facebook)は、女性を見過ごしている――フェイスブックが本社を置く米カリフォルニア州の財団「教師引退システム(Teachers' Retirement System)」などが批判している。

世界一の規模を誇るソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、フェイスブックの会員数はおよそ8億4500万人。そのうち女性は半分以上を占めているという。しかしフェイスブック社の取締役7人のうち、女性は一人もいない。
フェイスブックの株式3000万ドル分を保有しているという米カリフォルニア州の財団「教師引退システム」は、女性の取締役がいない点を、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)に質している。
同財団のアン・シーハン氏は、フェイスブックが2月1日に提出したIPO申請書類には、性別や人種の多様性とともに「企業実績の広域な分布」が欠如していると指摘する。シーハン氏は「同種の人々が取締役会に集まった企業よりも、様々な人々が取締役を務める企業の方が、業績が良いという明白な事実がある」と述べている。
また、全米女性機構のエリン・マトソン氏も、フェイスブック社が女性取締役を加える必要があると語っている。
フェイスブックからのコメントは得られていない。しかし現在は、IPO申請後のいわゆる「静かにしているべき時」なので、公式コメントはないだろう。
フェイスブック社の女性役員
実は、フェイスブック社にも、女性の役員はいる。最も有名なのは、シェリル・サンドバーグ氏(43)だろう。
サンドバーグ氏はフェイスブックの最高執行責任者(COO)を務め、2011年の年収は約3040万ドルと、ザッカーバーグCEO(27)の同約149万ドルより多い。なお、ザッカーバーグCEOはIPO後に280億ドルの価値を持つとされる同社株式を保有している。
IBTimes














