2012年2月15日 23時25分 更新

中国で「iPad」販売中止、アップルが要求か

テクノロジー 最新ニュース


 米アップルが、タブレットPC「iPad(アイパッド)」シリーズの中国販売を中止するよう、米インターネット通販大手アマゾン・ドット・コムや中国のネット通販サイト、蘇寧易購(Suning)に申し出たと報じられた。中国で「iPad」の商標権を持つと主張している唯冠科技(プロビュー・テクノロジー)が、アップルの「iPad」シリーズの輸出入差し止めを、中国の税関当局に要求したことを受けた措置とみられる。

アップルのiPad

 報道によると、中国のアマゾン・ドット・コム(amazon.cn)とSuning(suning.com)では、「iPad」や「iPad 2」が掲載されているものの、商品購入ボタンが削除されている。

 プロビュー・テクノロジーは2000年から、「iPad」と呼ばれるタブレットを開発していたという。昨年秋頃から、アップルが中国国内での「iPad」の商標権を侵害していると訴え始めた。昨年末には、中国南部で起こした訴訟で、アップルに対し勝訴した。またこの判決に基づき、先日には中国当局が中国国内にあるアップル再販業者を強制調査し、45台の「iPad 2」が押収されたなどと報じられた。

 アップル側は、「iPad」の商標権を数年前に購入したと主張している。

 プロビュー・テクノロジーは液晶ディスプレー大手のプロビュー・インターナショナル・ホールディングス(唯冠国際)の傘下にある。同社は多額の負債を抱えていると言われており、最近になって「iPad」の商標権侵害を訴え始めたのは、同社の倒産を避けるためだとの見方も多い。

 プロビューは、アップルから商標権侵害で約15億ドルを獲得しようとしている。ただ、中国でアップルの人気が高く、iPadシリーズがすでに市場に広く出回っていることから、中国税関はiPadシリーズを全面的に販売中止とすることは難しい述べたという。

ロイター
アップルのiPad


IBTimes

この記事につぶやく

twinavi

Share

コメントする

メルマガ登録
メルマガ登録