2010年3月24日 17時28分 更新

[コラム]「超高齢社会」とその地域差

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出典:みずほ情報総研ホームページ(http://www.mizuho-ir.co.jp/)「コラム/みずほ情報総研(株) 社会経済コンサルティング部 村井 昂志 2010年3月23日付」より

 「我が国の人口構造の高齢化は極めて急速に進んでおり、遠からず世界に例を見ない水準の高齢社会が到来するものと見込まれているが、高齢化の進展の速度に比べて国民の意識や社会のシステムの対応は遅れている。早急に対応すべき課題は多岐にわたるが、残されている時間は極めて少ない。」

 

 これは、1995年に制定された「高齢社会対策基本法」の前文である。今年で制定から15年、日本の65歳以上人口割合、すなわち高齢化率は他の先進国を追い抜く形で急上昇し、今や約23%と、世界最高水準となった(総務省統計局「人口推計月報」2010年2月概算値)。高齢化率は、今後もさらに数十年間は上昇が見込まれている。まさに「超高齢社会」の到来である。

高齢化にみる地域差

 しかし、ひとことで「高齢化」といっても、その進み方や課題、必要な対応のあり方には大きな地域差がある。大雑把ではあるが、いくつか例をあげてみよう。

 

(1)大都市圏と地方との違い ―高齢化率の上昇要因



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