仏アレバ、米太陽熱発電ベンチャーのオースラを買収

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 仏原子力最大手アレバ(Areva)はこのほど、太陽熱発電ベンチャーの米オースラ(Ausra)を買収した。これにより、アレバは太陽エネルギー市場への本格参入に一歩を踏み出す。 独自の集光ミラー技術で強みを持つオースラは2009年、米カリフォルニア州の砂漠地帯に大規模な太陽熱発電所を建設する計画であったが、2008年末以降の景気悪化により中断していた。今回のアレバによる買収で、いったん中断していた発電所建設計画が再び実現に向けて動き出すかもしれない。 一方、アレバはこれまでに風力・バイオマス・水素など、代替エネルギー分野への進出を果たしてきた。アレバは、太陽熱事業が年20%で成長し、2020年までに2000万世帯の電力に相当する20ギガワット規模になるだろうと予測。オースラの買収を足がかりに世界規模で太陽熱事業を拡大したいとの狙いがあるとみられている。