霞ケ浦、水質悪化でアオコの大量発生-原因は「白濁現象」解消と判明

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茨城県土浦市の霞ケ浦

茨城県土浦市の霞ケ浦

flickr/mersy

 2011年8月9日、茨城県土浦市霞ケ浦アオコが大量発生するなどの水質悪化の原因について、県環境対策課と専門家が「白濁現象」の解消によるプランクトンの増加であるとする分析結果を発表発表した。

  

 霞ヶ浦にきてみた

 image from mersy

 霞ヶ浦アオコの大量発生は、土浦港にも影響を与えた。同港では腐敗したアオコが大量に流れ込み港の滞留し悪臭を放っている状況であった。土浦市と国土交通省は、アオコ回収船による回収を行っている。周辺の市民からは、悪臭に対する苦情や問い合わせが相次いでいるという。

 霞ヶ浦の水質は化学的酸素要求量(COD)の指標をみると年々悪化をしている。霞ヶ浦に流入する河川のCDDは毎年改善しているにも関わらず、水質悪化が止まらない原因は長らく不明であった。この原因を、県環境対策課と専門家が解明した。その原因は、「白濁現象」の解消であった。

 「白濁現象」の解消により、湖面の透明度が上昇。それにより、植物プランクトンの光合成が盛んとなることが問題であった。このため、植物プランクトンが大量発生し、水質の悪化を招いていたということである。また、霞ヶ浦は、植物性プランクトンなどの栄養分となる窒素、リンの濃度が高いのも、水質悪化に拍車をかけることになったという。