ブラジル、英国を抜き世界第6位の経済大国に

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ブラジルのリオデジャネイロ

ブラジルのリオデジャネイロ

ロイター

 ブラジルは2011年、英国を抜いて世界第6位の経済大国になった。英民間調査機関「経済ビジネスリサーチセンター(CEBR)」が明らかにした。

 CEBRによると、2011年は欧州が債務危機に悩まされた一方、アジア・太平洋では経済的成長を遂げた国・地域が多かったという。CEBRは、短期的に見ればアジア・太平洋地域が、世界の経済地図を新たに支配するようになるだろう、と分析している。

 CEBRのダグラス・マクウィリアムズ最高経営責任者(CEO)は「ブラジルは長年、サッカーで欧州諸国を打ち負かしてきたが、経済において彼らを打ち負かすというのは新たな現象だ」と述べた。英紙ガーディアンが報じた。

 ブラジルの経済成長率は2010年が7.5%。2011年については、第3四半期に経済が鈍化したため、3.5%と予測されている。

 CEBRによると、2020年にはブラジルの順位は2つ下がり、世界8位の経済大国となる見通し。世界トップ3の米国、中国、日本については、経済成長の鈍化にもかかわらず、2020年時にも順位を維持する見通しとなった。

 2012年の世界経済については、欧州経済成長の鈍化が引き続き、2.5%縮小する見込みとなった。

 CEBRが発表した国内総生産(GDP)規模による世界の経済大国トップ10は、次の通り。 1位 : 米国 2位 : 中国 3位 : 日本 4位 : ドイツ 5位 : フランス 6位 : ブラジル 7位 : 英国 8位 : イタリア 9位 : ロシア 10位: インド