国の借金、1人当たり750万円―「借金」総額は過去最大

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野田首相

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ロイター

 財務省は10日、国債や借入金、政府短期証券の残高を合わせた「国の借金」が、2011年12月末時点で958兆6,385億円となり、過去最大を更新したと発表した

 今年1月1日時点の日本の総人口(概算値1億2773万人)で割ると、国民1人当たりでは、約750万円の借金を抱えている計算となる。

 前回発表の昨年9月末時点では、国民1人当たりの「国の借金」は約753万円だったことから、当時よりは若干減少したと言える。しかし、サラリーマンの平均年収は412万円(2010年度データ)で、その2倍近い高額であることは変わりない。また、子どもやお年寄りを除外し、生産年齢(15-64歳)のみを対象に負担額を計算すれば、より高額となる。

 借金増加の背景には、東日本大震災の復興のために国債を増発したことがある。復興債として1兆5,998億円、また原子力損害賠償支援機構国債として4兆4,413億円が発行された。