米フェイスブックがIPOの規模を拡大、最大160億ドル調達へ

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フェイスブック ロイター

 米ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手のフェイスブック(FB.O)は16日、新規株式公開(IPO)の規模を約25%拡大することを明らかにした。

 投資家の旺盛な購入意欲を受けた措置で、調達額は最大160億ドルに達する可能性がある。

 フェイスブックは規制当局への届け出で、IPOで公開する株式の数を8400万株増やし、約4億2100万株とする方針を明らかにした。

 追加公開分は当初からの株主が保有する株式で、フェイスブック自体が売却する株式は増えない。

 公開株式数の拡大により、ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)の議決権はIPO後に約57.3%から約55.8%に低下するという。

 フェイスブックは先に、仮条件のレンジを従来の28─35ドルから34─38ドルに引き上げており、公開株式数の拡大も踏まえると、同社のIPOはビザ(V.N)、ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N)に次いで米国史上3番目の規模になる見通し。

 また、新たな仮条件レンジを基にすると、フェイスブックの企業価値は930億─1040億ドルとなる。これはヒューレット・パッカード(HP)(HPQ.N)とデル(DELL.O)の合計価値を上回り、アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)に匹敵する水準。

 フェイスブックは17日に株式公開価格を決定し、18日にナスダック市場で取引を開始する予定。