4年以内に肥満になる?本当は恐ろしい砂糖入り飲料の実態

2012年5月25日 12時00分 更新
4年以内に肥満になる?本当は恐ろしい砂糖入り飲料の実態
4年以内に肥満になる?本当は恐ろしい砂糖入り飲料の実態

 

 ソーダやスポーツドリンク、フルーツジュース、これらの飲み物は“目に見えない糖分”がいっぱい。世界中で糖尿病や肥満のもとだとして是正される動きが取られています。

 以前にも美レンジャーでカロリーの高い飲み物として、炭酸飲料などを取り上げましたが、アメリカの健康ニュースサイト『Prevention.com』では、飲料に含まれる糖分の問題点を以下のように指摘しています。

  ■砂糖がいっぱいでも甘さを感じにくい

 砂糖入り飲料を、穀物などに含まれるデンプン質と比べてみると、砂糖入り飲料はデンプン質のように血流に糖分を多く放出しながら、あまり甘さを感じることはありません。

  デンプン質では分子が大きく結合しているから甘さを感じますが、飲料の場合は、口は液体と固体を違ったように扱うため、 ほとんどの糖分は甘みを感じる前に舌の味蕾(みらい)の上を通り過ぎ ていきます。

 また冷たかったり、レモンやライムが入っているとより甘さを感じにくくなってしまいます。さらに炭酸飲料は最悪で、350ml缶の一般的な炭酸飲料のなかには小さじ10杯分の砂糖が入っています。

 ハーバード大学の研究によれば、こうした飲料を一日にひと缶飲む人は、 4年以内に肥満状態になる確率が2倍になる そうです。

  ■飲む分だけ太っていく  

 さらに砂糖入り飲料の悪いところは、カロリーが高い割に満腹感がないところです。

 アメリカのパデュー大学で行われた研究では、それぞれ一日に450キロカロリーのジェリービーンズを与えられたグループと、同じカロリーの砂糖入り飲料を与えられたグループについて、四週間、摂取カロリーを記録しました。

 するとジェリービーンズを摂取したグループでは、その他の食事の量が、ちょうどジェリービーンズのカロリーの分だけ減少しました。

 しかし、砂糖入り飲料のグループでは、その他の食事の量は変化しませんでした。 砂糖入り飲料を飲んでいると、このように摂取カロリーが増えてしまう のです。

 つまり飲めばその分、太ってしまうということなんですね。

 反対に考えると、砂糖入り飲料は食事量に影響を与えないので、飲むのをやめても他の食事量が増えることはありません。

 つまり砂糖入り飲料の誘惑を断ち切るだけで、空腹感を感じることなく一日の摂取カロリーを減らすことができるのです。砂糖入り飲料を止めた人の多くは、減量が簡単になって驚く人が多いらしいです。

 飲料が原因で太っている人は、やる気になれば簡単にダイエットができるかもしれませんね。

 【参考】

 ※  Drink Less Sugar, Lose More Weight – Prevention.com