JPモルガン巨額損失、CEO「リスク分析変更に注意払わず」

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JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)
JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO) ロイター

 米金融大手JPモルガン・チェース(JPM.N)が巨額のトレーディング損失を出した問題をめぐり、ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は13日、リスク計測手法の変更に関する社内文書に注意を払っていなかったことを明らかにした。

 焦点となっているのは「バリュー・アット・リスク(VaR)と呼ばれるリスク分析の手法で、トレーダーがリスクを取り過ぎることを防ぐ狙いがある。

 同CEOはCNBCテレビのインタビューで「VaRが変更されるとの文書を受け取ったが、実質的に全く気に留めていなかった」と語った。

 ただVaRはリスク管理の手段としては有効ではないと述べ、変更しなくても損失は発生した可能性が高いとの見方を示した。

 ダイモンCEOは4月下旬まで新たなリスク計測手法に大きな欠陥があることを理解していなかったと述べた。また変更を承認したのは同氏ではなく、社内の委員会だと説明した。