米キャタピラー販売低迷続く、第3四半期決算への期待薄

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米建機大手キャタピラー

米建機大手キャタピラー

ロイター

 米建機メーカーのキャタピラー(CAT.N)が22日公表した9月のディーラー販売データ(監査前)によると、建機やエンジン関連の需要減退がほぼ世界各地で続いていることが分かった。同社は翌23日に第3・四半期決算を発表するが、明るい材料は見られなかった。

 それによると、世界の建機販売は前年比9%減った。ただマイナス幅は8月の10%からはやや縮小した。

 地域別ではアジア太平洋が24%減と、引き続き落ち込みが目立った。

 また販売減は、これまで比較的底堅さを維持してきた中南米に波及、2カ月連続のマイナスとなった。

 半面、北米は2カ月連続で増加し、初期の回復の兆候を示した。

 一方、9月のガスタービン、ディーゼルエンジン、発電機の販売は前年比2%減少した。8月は6%減だった。

 同社は過去1年に世界で8%の人員を削減しているが、下期もコスト削減策を継続するとの見方を示した。決算発表時にリストラ策についても明らかにする見通し。