朝青龍、引退-「相撲に対する悔いはない」

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 大相撲の横綱朝青龍(本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、モンゴル・ウランバートル出身、高砂部屋)は4日、高砂親方と共に都内で記者会見を開き、現役引退を明らかにした。朝青龍は「大変ご迷惑をかけた。責任をもって引退をしました」と語った。

 朝青龍は初場所中の1月、都内で酔って一般人に暴行するという騒ぎを起こした。4日に開かれた日本相撲協会の理事会には、高砂親方と朝青龍が呼ばれ、事情を聴かれたという。各紙報道によると、朝青龍は理事会からも横綱審議委員会からも引退を勧告され、最終的に本人が引退届けを提出し、本人の決断としての引退が受理された。

 朝青龍は会見で、「けじめをつけるのは僕しかいない」と述べ、「相撲に対する悔いはありません」と語った。ただ時折、涙目になる場面も見られた。

 朝青龍は1997年に高知県の明徳義塾高校へ相撲留学し、1999年に現高砂部屋に入門し初土俵を踏んだ。2003年初場所後に横綱に昇進し、スピード出世を達成。優勝回数は歴代3位の25回を記録している。しかし、素行の悪さがたびたび問題視されており、出場停止処分等を受けたこともあった。