米雇用統計受け短期金利先物が上昇、利上げ開始予想後ずれ

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 1月の米雇用統計が予想を下回ったことを受け、7日午前の取引で米短期金利先物が上昇し、連邦準備理事会(FRB)が利上げに踏み切る時期が2015年第3・四半期にずれ込むとの観測を反映する水準となった。

 1月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比11万3000人増となり、予想の18万5000人増を大きく下回った。

 これを受け、フェデラルファンド(FF)金利先物の2015年7月限は上昇。午前終盤の取引で99.705と、6日終値から1.5ベーシスポイント(bp)高い水準となっている。雇用統計発表前は1.5bp低下していた。

 CMEフェドウォッチによると、この水準はFRBが2015年7月に利上げを実施する確率が53%であることを示している。同確率は一時49%まで低下。前日は58%だった。

 雇用統計を受け、ユーロダラー先物も上昇した。

 12月の雇用統計では雇用者数の増加が低水準にとどまっていたため、一部では1月は増加ペースが回復するとの見方が出ていた。

 R・J・オブライエン・アンド・アソシエーツの機関投資家向けセールス部門バイス・プレジデント、アレックス・マンサーラ氏は、「ポジションをショートにしていたトレーダーにとり、落胆させられる内容となった」としている。