保険価額によるW杯優勝国予想 英ロイズ

  on
Image

 英保険大手ロイズが、2014FIFAワールドカップ(W杯)出場選手の経済的価値を評価した「保険価額」に基づいて、ワールドカップ優勝国を予測した。最も保険価額が高かったのは、ドイツとなった。

 ロイズは英民間調査機関「経済ビジネスリサーチセンター(CEBR)」と共同で、代表選手の報酬やその他の指標から、サッカー代表選手が引退するまでの収入モデルを構築。それに各選手の年齢やプレーのポジション、国籍などを考慮して保険価額を評価した。

 その結果、保険価額の上位4チームはドイツ、スペイン、イングランド、ブラジルとなり、ロイズは保険価額トップのドイツが優勝すると予測した。

代表チームの保険価額ランキング(提供:ロイズ)
サッカー代表チームの保険価額ランキング(提供:ロイズ)

 また、日本代表チームの保険価額は1億5,680万ドルとなり、全32チーム中20位だった。1位のドイツに比べると、総額は15%にも満たず、一人当たりの平均価額にはおよそ7倍の開きがある結果となった。

 ただ、幸いなことに、1次リーグの各グループの総保険価額を比べると、日本の入っているグループCが最も低い5億7,020万ドルとなり、「予選突破がしやすい」と予想された。

 一方、激戦を予想したのはグループG。保険価額ランキング1位のドイツのほか、10位以内に入ったポルトガルや、20位以内のガーナ、アメリカがいるグループだ。

 ロイズ・ブラジルのマック・カストロ氏は「ドイツ、スペイン、イングランドの上位3か国を合わせると30億ドル以上の価値があります。これは下位20チームの合計よりも高額です」と言い、「予測した保険価額は、予選突破が困難なグループを明らかにしており、全く公平なグループ分けではありません」とコメントを発表している。

 サッカー選手の保険価額から優勝国を予想するのは面白いアプローチだ。ただし、ロイズは「グループの構成国から考え、決勝戦はドイツ対スペイン」と予想。残念ながら、その予想はすでに外れてしまった。

 ワールドカップの優勝国はどこになるのか。選手たちの妙技にも、FIFAが支給する優勝賞金3500万ドルの受取国にも、注目が集まる。