カストロ、コカコーラ、チェ・ゲバラ、女性をテーマにスイスの写真家が捉えた

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 ローザンヌのエリゼ美術館で、写真家リュック・シェセの展覧会が開催されている(6月4日~8月24日)。シェセがキューバやほかの南米の国で撮影したものは、四つのテーマ(女性、カストロ、コカコーラ、チェ・ゲバラ)を中心にしている。

 シェセは、1961年から75年にかけ、キューバやボリビアなどの南米諸国に滞在した。今回、エリゼ美術館は展覧会を契機に、上記四つのテーマから2冊の写真集を出版した。

 1冊目は、カストロ、コカコーラ、チェ・ゲバラを取り上げている。カストロは、壁やポスターに描かれた姿をカメラが捉えている。コカコーラとチェ・ゲバラは、1960、70年代を飾った二つの「偶像」だ。またこの二つは、アメリカとキューバで1959年以来、対の形で存在したものとして扱われている。

 「女性を探せ」というタイトルの2冊目は、シェセが1966年に自分で企画したものを基にした写真集。これはキューバの女性を捉えながら、同時に「写真とは何か」という問いを追求した試みだ。