ドイツW杯代表、ルフトハンザの特別飛行機で帰国

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 ワールドカップ(W杯)では伝統的に、優勝チームが帰国するときにはプライベートジェットでその国の首都に降り立つことになっている。ブラジル大会で優勝トロフィーを獲得したドイツ代表も、ブラジル現地時間14日にリオデジャネイロからルフトハンザドイツ航空の特別機で、ドイツの首都ベルリンへと飛び立った。

 LH2014便は普段、ドイツのミュンヘンからデュッセルドルフを結ぶ、飛行距離1時間に満たないほどの短距離飛行に使われている便名で、飛行機は小型のエアバス機が使われている。

 しかし14日にリオを出発した便には、ボーイング747型機が使われた。機体には大きく「Siegerflieger(勝者の飛行機)」の文字が書かれたものだ。

ドイツ代表を乗せた特別仕様のボーイング747型機。(ルフトハンザ)
サッカーのドイツ代表を乗せた特別仕様のボーイング747型機。(ルフトハンザ)

 同機は昨年納品されたばかりの747-8モデルで、総座席数は362席だ。ルフトハンザドイツ航空がワールドカップ期間中、特別に「Lufthansa(ルフトハンザ)」のロゴを「Fanhansa(ファンハンザ、ファンへの感謝という意味合いもある)」に変更した計8機のひとつだ。

 ブラジルの航空ニュースサイトによれば、同飛行機が11日にリオに到着したときには、まだ「Siegerflieger(勝者の飛行機)」の文字は書かれていなかった。ルフトハンザのコミュニケーション・ディレクターは、取り外し可能なステッカーを利用したと明かした。

乗務員たちは11日にフランクフルトを出発する前、ドイツ国旗を手にしてコックピットで記念撮影をしていた(ロイター)
乗務員たちは11日にフランクフルトを出発する前、ドイツ国旗を手にしてコックピットで記念撮影をしていた(ロイター)

 リオデジャネイロを出発する前には、ドイツ代表のストライカー、ルーカス・ポドルスキが機長の帽子をかぶり、首にはワールドカップの出場者証を下げ、ブラジルの人気サッカークラブ、フラメンゴのユニフォームを着た姿でコックピットに座った写真をツイートした。「ご搭乗ありがとうございます。ベルリンへ向かう途中です! ファンの皆さん、また明日! Siegerflieger(勝者の飛行機)からのご挨拶。ポルディ(同選手の愛称)より」と茶目っ気たっぷりのツイートである。

 

LH2014は現地時間15日午前10時頃、ベルリンに到着した。

 ちなみに、ワールドカップの決勝戦を現地で観戦していたドイツのメルケル首相は、ドイツ空軍に属するエアバス340で一足先にベルリンに帰国していた。