エボラ熱ワクチンの臨床試験が始まる―カナダ

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エボラ熱ワクチンの開発が進んでいる

エボラ熱ワクチンの開発が進んでいる

ロイター

 エボラウイルスに対抗するワクチンを人体で試す試験が始まっている。カナダで開発されたそのワクチン「VSV-EBOV」は、40人ほどの健康なボランティアに投与され、ワクチンの安全性や副作用、適切な投与量を決めるためのデータが集められる。

 この初期段階の試験の結果は、今年中には出ると予想されており、その後まもなく同ワクチンの流通が可能になると期待されている。

 カナダのロナ・アンブローズ保健相は、この臨床試験が「これまでにない速さ」で進んでいると言い、「ワクチンはすでに、動物での試験では100%効果的だと証明されている」と明かした。

 アンブローズ保健相によると、カナダはエボラ熱で4,000人以上が亡くなっている西アフリカに、総額3500万ドル規模の支援をさまざまな形で行ってきたという。また、「カナダは長きに渡り、エボラ熱研究において世界的なリーダーでした」とアンブローズ保健相は述べ、「もしそのエボラ熱ワクチンが安全で効果があるとわかれば、(そのワクチンが)この壊滅的なエボラ大流行を止めるでしょう」と述べた。

 同ワクチンの臨床試験は、ワクチンのライセンスを保持する米国のNewLinks・ジェネティクス社(NewLinks Genetics Corp.)の下で行われる。