MBAを専門に調査する「QSトップMBA」が発表する「2010/2011年QSトップMBA就職および給与に関するトレンドレポート」によると、2010年におけるMBA関連求人は2009年に比べて15%上昇した。米国の5%、西欧諸国の3%よりも若干高い水準となった。
レポートの編集者であるヌンツィオ・クァックァレッリは「2009年、世界的に5%の下落が見られた後、MBA取得者の採用市場に楽観的見方が戻った。不況の再来を免れればMBA取得者の給与は近年のうちに再び飛躍するであろう」と指摘した。
また、世界のMBA取得者給与は、西欧諸国が8万5,000ドル(718万円)、米国で8万7,000ドル(735万ドル)を記録したのに対し、アジア地域は6万9,000ドル(583万ドル)。日本のMBA平均給与は7万7,000ドル(650万円)と報告されている。
業種別動向では、MBA採用に積極的に動いたセクターはIT/コンピューター・サービスで39%の上昇。金融サービスは22%、コンサルティングでは19%上昇した。
北米・西欧諸国のMBA平均給与はコンサルティングで8万7,600ドル(740万円)、初年度のボーナス平均は2万1,700(183万円)ドル、また金融では平均9万900ドル(768万円)、初年度ボーナス平均3万9000(329万円)ドルとしている。
ボストン・コンサルティング・グループは2003年以来、二桁成長を記録している。同社MBA採用担当パートナーであるジェームス・プラット氏は、「ボストン・コンサルティング・グループでは2010年のMBA採用は成功であった。MBA取得とは素晴らしい実績であると評価しており、欧州・英国・米国ビジネススクールにフォーカスして今後も進めたい」と語った。
同レポートはMBA採用担当2,145名を対象に調査した。
