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3日のロシア市場、3日続落

ロシア株式市場は3日続落 寄付き直後に安値をつけた後、下げ渋る

 3日のロシア株式市場は3日続落。アジア株が大幅安となったことで寄付き直後は売り込まれ、MICEX指数は下げ幅が一時前日比3%に迫った。金融機関の損失拡大に打ち止め感が出ないため、世界的に株式市場から資金を引上げる動きが起きつつあり、寄付きで主要銘柄中心に大口の売りが出たもよう。この日は銀行株以外では商品価格の上昇に伴ってこのところ上げていた鉄鋼・農作物関連や石油輸出税の引き上げが伝えられた石油関連の下げがきつくなった。

 個別ではロシア統一電力システムズ(EESR)がしっかり。傘下の第7地域電力(当社非取扱銘柄)の追加発行株式の売出しの仮条件価格が現在の市場価格を上回ることが明らかになった。また二酸化炭素排出権55万トン分を英企業に4億5000万ルーブル(約19億円)で売却することが明らかとなった。ロシアは京都議定書に基づく温室効果ガス削減計画を2008年より始動しており、ロシア最大の二酸化炭素排出企業である同社は計画達成に向け極めて重要な立場にある。同社では二酸化炭素抑制に向け40のプロジェクトがあり、削減によって得られる排出権売却で10億ドル(約1035億円)を調達する計画。3日の終値は前日比0.517%高の28.277ルーブル。

 ロシア最大の非鉄金属会社ノリリスク・ニッケル(GMKN)は、鉄鉱石生産でロシア最大のメタロインベスト(非上場)との提携交渉を進めているが、メタロ社の主要株主であるUsmanov氏が市場を通じて同社株の発行済み株式数の3から4%を購入した、とコメルサント紙が伝えた。ロシア最大のアルミ会社RUSAL(非上場)との買収合戦が過熱してきたことで、同社株は逆行高、前日比3.21%高の7189.89ルーブルで取引を終えた。

米国株は小幅続落 景況感指数悪化が市場予想の範囲内に収まり下げ幅は限定的

 米国株式市場は小幅続落した。注目の2月のISM製造業景況指数は48.3と好不況の分かれ目となる50を割り込んだものの、市場予想(48.0)の範囲内であったことで、市場への影響は限定的であった。この日は評価損拡大懸念で金融株が売られ、アップルの利益予想が引き下げられたことでハイテク株も軟調であったが、原油価格急騰を追い風にエネルギー関連が上昇して指数を支えた。ダウ工業株平均は前日比0.06%安の12258.90で取引を終えた。

 債券市場では製造業景況指数発表を前に緊急利下げのうわさが出ていた。噂はすぐに否定されたが大幅追加利下げ観測は根強く、米公開市場委員会(FOMC)メンバーの一人が金融市場安定後に利上げが必要となる、との見解を示したものの、反応薄であった。

 為替市場では製造業景況指数が45程度に悪化する、との観測が浮上し米ドルが売られ対ユーロで連日の最安値を更新したものの、実際の数字は市場予想程度に留まったため、その後買い戻された。

ニューヨーク原油は急反発 ドル安進行で史上最高値を更新

 ニューヨーク原油先物は、旧反発。ドル安進行からインフレヘッジのための買いを集めた。米国によるソマリア空爆実施や、ベネズエラがコロンビアとの国境に戦車を配置したとの報道も地政学リスクを高め、一時1バレル=103.95ドルの史上最高値を記録した。その後反落して1バレル=102ドル台で取引を終えている。

 金先物もドル下落による代替投資需要から上昇し、連日で史上最高値を更新、一時992ドルを記録した。銅先物も中国の輸入増加や在庫減少観測を背景に急騰し、遂に史上最高値を更新した。大豆・トウモロコシも史上最高値を連日で更新している。

(提供:ARUJI GATE証券株式会社)

※この記事は、日本初のロシア株 取扱証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。
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2008年3月4日 | 株式 | タグ: ,