[FINAMレポート27日付]露ズベルバンク(SBER)、2008年1月-2月期の業績を発表
ロシア銀行大手ズベルバンクが、2008年1月-2月期の主要財務指標(ロシア会計基準準拠)を発表した。2008年年初来、同行の総貸付は3.9%増、自己資本は、4.8%増加した。一方、純利益は、前年同期比63.1%増の9億7000万ドルとなった。FINAMは、2008年1月-2月の財務業績の発表は、短期的には、同行の株価に大きな影響を与えるものではないが、不安定な世界金融市場を背景に、同行の安定した業績の伸び、及び更なる成長の可能性を示しているものであると考える。
2008年3月25日、ズベルバンクは2008年1月-2月期の主要財務指標(ロシア会計基準準拠)を発表した。2008年年初来、同行の総貸付の伸び率は、3.9%、自己資本は、4.8%増加した。個人顧客預金総額の伸び率は、前年同期に比べ鈍化し、1.3%増となった。一方、法人顧客預金総額の伸び率は6.0%増となった。純利益は、前年同期比63.1%増の9億7000万ドルとなった。
同行経営陣によると、2008年1月-2月期の利益の伸び率は同行の財務業績を充分に表してはおらず、2008年第1四半期としては堅調な利益の増加が期待できると投資家に説明した。
上記のことから、世界金融市場が不安定な中、同行は継続して好調な業績を収めているといえる。また、同行が長期預金金利を引き上げたことは、個人顧客預金額の増加へと繋がる。これによって、最も信頼度が高いロシアの銀行とされている同行は、個人顧客預金部門におけるシェアを少なくとも現在の水準を確保できるであろう。
FINAMは、2008年1月-2月期の財務業績の発表が、短期的に、同行の株価に大きな影響を与えるものではないものの、不安定な世界金融市場を背景に、同行の安定した業績の伸び、及び更なる成長の可能性を示しているものであると考える。
FINAMによるズベルバンク株に対する評価(2008年末時点)は、下記の通りである。
普通株は5.19ドル、評価は「買い」。成長率可能性は64%。
優先株は3.38ドル、評価は「買い」。成長率可能性は66%。
(提供:ARUJI GATE証券株式会社)
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