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コンチネンタル航空、合併の予定示さず

 米航空業界では燃料価格の高騰、米経済低迷などの外部要因による合併再編の動きが進んでいるが、そのような中にあって米コンチネンタル航空は27日、同社従業員らに対し「他社との合併の予定はない」と伝えた。

 コンチネンタル航空は米ユナイテッド航空との合併がかねてから噂されていた。

 米コンチネンタル航空会長兼CEOのLawrence Kellner氏は27日、同社従業員らに対し、「わが社は他航空会社に比べて力強い企業文化、経営力および財政基盤が整っている。これらの強みを活かし続けるべきで、今日のような経済状況の中で他社と合併すれば、かえってこれらの強みがなくなるおそれがあるだろう。米航空会社はわが社も含め、昨今の米経済低迷、燃料費の高騰、ドル安の打撃を受けている。このような厳しい環境下にあって、我々は未来にさらなる発展ができるようにビジネスモデルを調整し、困難な時を乗り越えていかなければならない」と述べた。

 コンチネンタル航空は第1四半期決算で8億ドルの損益を計上しているものの、財政基盤の強さでは米航空会社中サウスウエスト航空に次ぐ二番目の位置にあるとみられている。サウスウエスト航空も今のところ合併の方針は伝えていない。

 コンチネンタル航空は合併の予定はないが、今後他航空会社と提携する可能性は残されている。同社はアメリカン航空親会社のAMRとの提携関係構築を行う予定であるなどの情報が流れている。

 今月初めには米デルタ航空とノースウエスト航空の合併が発表された。両社の合併により米最大の航空会社が創出されることとなったが、もしコンチネンタルとユナイテッド航空が合併すれば、さらにその規模を上回るものとなるため、かねてからアナリストらによって合併の動向が注視されていた。

 コンチネンタル航空は昨年度に比べ、今年度は12億ドル余分に燃料費に費やす見込みであるという。燃料費増加の採算をとるために、燃料効率の悪い航空機を取り除いていく方針であるという。

 コンチネンタルとの合併がささやかれていたユナイテッド航空親会社のUALも第1四半期に5億3,700万ドルの損失を計上しており、従業員千人を削減する方針であると発表していた。そのためコンチネンタルのパイロット組合広報担当者Mark Adams 氏も、合併が行われない方針を受け、安堵感を示し、「これまで他航空会社の決算発表を見てきたが、合併が行われない方針を受け安心した。溺れかけている人と一緒に泳いでともに沈みたいとは思わない」と述べた。

2008年4月28日 | コンチネンタル航空 | タグ: ,